業績一覧

書籍

  1. 齋藤宙治(2022)『子どもと法―子どもと大人の境界線をめぐる法社会学』(東京大学出版会)日本法社会学会学会奨励賞(2022年度著書部門)受賞、第24回尾中郁夫・家族法新人奨励賞受賞
  2. 小貫篤・加納隆徳・江口勇治・齋藤宙治(2023)『中高生からの法と学校・社会』(清水書院)〔Chapter1及び2へのコメントを担当〕
  3. 野村美明・江口勇治・小貫篤・齋藤宙治編著(2018)『話し合いでつくる中・高公民の授業: 交渉で実現する深い学び』(清水書院)〔42-45, 132-137, 138-143, 236-241頁(第II-3, III-3-4, III-3-5, III-6-5章)を単著し、全体の編集に寄与〕

調査の速報

  • 立候補年齢や議員年齢に関する人々の意識調査 報告書(速報版, 2024年11月8日公開版) | PDFリンク

学術論文

  1. 齋藤宙治(2024)「パンデミックと司法制度」加藤晋/田中隆一/ケネス・盛・マッケルウェイン編著『パンデミックと社会科学—ポストコロナから見えてくるもの』(勁草書房)167-186頁
  2. 齋藤宙治(2024)「宇宙資源をめぐる法とコモンズ」有斐閣Online キソホーからみた世界(第1回) | リンク
  3. 齋藤宙治・田中亘(2023)「参議院議員定数不均衡と交付金配分―草野耕一裁判官の『条件付き合憲論』を踏まえた統計分析の試み」社会科学研究74巻63-89頁 | PDFリンク | 予備リンク
  4. 齋藤宙治(2023)「訴訟利用の総合的満足度の規定要因」佐藤岩夫・阿部昌樹・太田勝造編『現代日本の紛争過程と司法政策: 民事紛争全国調査 2016-2020』(東京大学出版会)313-328頁
  5. 齋藤宙治(2022)「過去20年間の養育費・面会交流の取決め率の分析―離婚届様式の改正による促進効果の検証など」法と社会研究7号87-120頁 | 抜刷りPDF
  6. Takeshi Asamizuya, Hiroharu Saito, Ryosuke Higuchi, Go Naruse, Shozo Ota, & Junko Kato (2022) “Effective Connectivity and Criminal Sentencing Decisions: Dynamic Causal Models in Laypersons and Legal Experts,” Cerebral Cortex bhab484 (査読あり) | リンク
  7. Hiroharu Saito (2022) “Loss Aversion for the Value of Voting Rights: WTA/WTP Ratios for a Ballot, 69 International Review of Law and Economics 106041(査読あり) | PDF (eprint) | リンク
  8. Hiroharu Saito (2021) “The Impact of Lawyer Fees on Lawyer Partisanship: The Reciprocity Norm May Matter,” 28 International Journal of the Legal Profession 319–334(査読あり) | PDF (eprint) | リンク
  9. 齋藤宙治(2020)「大企業の法務と弁護士利用―構造方程式モデリングによる法務の発展の分析(法曹人口調査二次分析検討会報告書)」法と実務16号60-81頁 | 抜刷りPDF
  10. 齋藤宙治(2020)「民事訴訟における代理人に関する基礎的分析―10年間の人数変化と訴訟結果の傾向(特集 民事訴訟の実証分析―全国訴訟記録調査から)」社会科学研究71巻2号99-110頁 | 特集リンク | PDFリンク | 予備リンク
  11. Hiroharu Saito (2020) “Equal Protection for Children: Toward the Childist Legal Studies” 50 New Mexico Law Review 235–286 (査読あり)| PDFリンク | 予備リンク
  12. Hiroharu Saito (2018) “Japanese Divorce Lawyers: Their Success After Their Own Divorce,” 20 Asian-Pacific Law & Policy Journal 1–49 (査読あり)【東京大学社会科学研究所SSJデータアーカイブ優秀論文賞(2019年度)受賞】 | PDFリンク | 予備リンク | 日本語の簡易調査報告書(暫定版)
  13. 齋藤宙治(2018)「米国における対立解決教育の歴史的展開: 第二期(変容期)」法と教育8号5-16頁(査読あり) | 抜刷りPDF
  14. 齋藤宙治(2018)「子どもの各種法定年齢をめぐる一般人の法意識」法社会学84号203-240頁(査読あり)| 抜刷りPDF | 質問票
  15. 齋藤宙治(2018)「交渉に関する米国の弁護士倫理とその教育効果—離婚事件における真実義務と子どもの福祉を題材に」豊田愛祥・太田勝造・林圭介・斎藤輝夫編『和解は未来を創る—草野芳郎先生古稀記念』(信山社)207-236頁【日本法社会学会学会奨励賞(2018年度論文部門)受賞】 
  16. Hiroharu Saito (2017) “Do Professional Ethics Make Negotiators Unethical? An Empirical Study with Scenarios of Divorce Settlement,” 22 Harvard Negotiation Law Review 325–373 (査読あり) | PDFリンク | 予備リンク
  17. 齋藤宙治(2016)「米国における対立解決教育の歴史的展開: 第一期(拡大期)」法と教育6号5-16頁(査読あり) | 抜刷りPDF
  18. Hiroharu Saito (2016) “Bargaining in the Shadow of Children’s Voices in Divorce Custody Disputes: Comparative Analysis of Japan and the U.S.,” 17 Cardozo Journal of Conflict Resolution 937–988(査読あり)| PDFリンク | 予備リンク | 訂正
  19. 齋藤宙治(2015)「学校内の意思決定・紛争解決の場としての「全校会」の事例研究: 子どもの参加と紛争解決システム設計の2つの視点から」東京大学大学院教育学研究科教育行政学論叢35号19-33頁 | PDF

その他(解説記事・教材等)

  1. 齋藤宙治(2023)「裁判官の判断とは?(法学のアントレ)」法学教室515号2-3頁
  2. 齋藤宙治(2023)「受賞者の言葉(尾中郁夫・家族法新人奨励賞)」戸籍時報841号15頁
  3. 齋藤宙治(2023)「巻頭言: 子どもの権利の未来」都市問題114号1頁
  4. 久保秀雄・郭薇・ 齋藤宙治・土屋明広・米田憲市(2022)「2022年学界回顧: 法社会学」法律時報 94巻13号211-220頁
  5. 齋藤宙治(2022)「書評: 橋場典子著『社会的排除と法システム』」法と教育12号89頁
  6. 齋藤宙治(2022)「子どもと大人の境界線を問い直す―『子どもと法』の刊行に寄せて」UP51巻1号1-5頁
  7. 齋藤宙治(2021)「法社会学が目指すところは?(特集 法の働きを知る—法社会学案内)」法学教室491号62-66頁
  8. 石田京子・林圭介・山﨑雄一郎・齋藤宙治(2021)「シンポジウム: ADRにおける代理人の職務上の倫理について(2020年仲裁ADR法学会シンポジウム逐語録)」仲裁とADR16号85-107頁
  9. 齋藤宙治(2017)「海外文献紹介: Nancy H. Rogers, et al. eds., Designing Systems and Processes for Managing Disputes (Aspen Publishers, 2013)—米国の「紛争解決システム設計」の動向とあわせて」仲裁とADR12号56-60頁 | 抜刷りPDF
  10. 齋藤宙治(2015)「こうへい君は本当に悪い!?」野村美明・江口勇治編『交渉教育の未来: 良い話し合いを創る、子供が変わる』(商事法務)82-88頁
  11. 第一東京弁護士会少年法委員会編(2014)『子どものための法律相談〔第2版〕』(青林書院)〔398-412頁(Q57 児童自立支援施設と強制措置, Q58 里親制度)を改訂し、341-419頁(第8章 児童虐待)の編集に寄与〕
  12. 齋藤宙治他1名(2012)「東証の独立役員制度の改正と実務への影響」旬刊経理情報1321号49-53頁
  13. 齋藤宙治(2012)「判例評釈: インターネットショッピングモールにおいて出店者から商標権侵害の出品がなされた場合における運営主体の責任(知財高判平24.2.14)」ビジネス法務2012年6月号75頁
  14. Yuichiro Nukada & Hiroharu Saito (2012) “M&A Developments in Japan,” February/March 2012 Corporate INTL Magazine
  15. 第一東京弁護士会少年法委員会編(2011)『付添人のための少年院入門』(第一東京弁護士会)〔120-129頁(少年院退院後の社会復帰)を単著〕
  16. Yuichiro Nukada, Takashi Nakazaki, Masato Nozaki, Hiroharu Saito (2011) “A Q&A Guide to Media Law in Japan,” in Sharon E Abrams et al., eds., Practical Law: Multi-Jurisdictional Guide 2011/12 Media (1st ed., London: Practical Law Company). https://www.practicallaw.com/2-509-2593
  17. 齋藤宙治(2011)「愛知学園*視察報告」第一東京弁護士会会報456号39-41頁〔*児童自立支援施設〕

学会等での口頭発表

  1. Hiroharu Saito “Law and Economics Perspectives in Japanese Court Decisions,” The Past, Present, and Future of Law & Economics in Asia Conference(於:Cornell Law School)2024年10月6日
  2. Hiroharu Saito “Imbalanced Images of Youth Rights and Duties in Japan,” Asian Law and Society Association〔アジア法社会学会〕(於:Sunway University, Malaysia)2023年12月15日
  3. 齋藤宙治「法社会学者からの視点」(20周年記念シンポジウム・パネルディスカッション「法と経済学のさらなる発展のために」)法と経済学会(於:京都大学) 2023年10月29日
  4. 齋藤宙治「子どもと大人の境界線をめぐる法社会学」北海道大学法理論研究会(於:北海道大学)2023年7月22日
  5. Hiroharu Saito “Peoples Attitudes on Legal Ages in Japan,” Biennial Workshop on Frontier Research in Children’s Rights and Family Law 2023 (於:University College Cork, Ireland) 2023年4月20日
  6. 齋藤宙治「養育費・面会交流の取決め率などのデータ分析」四木会(交渉研究の会)(於:学習院大学)2023年3月10日
  7. Hiroharu Saito “Japanese Lawyers at Civil Court after the Expansion of Their Population,” Asian Law and Society Association〔アジア法社会学会〕(於:Vietnam National University, Hanoi) 2022年12月9日
  8. 齋藤宙治「オンライン実験ツールの使用感について」さまざまな実験手法を用いた不正や犯罪の研究 ワークショップ(於:熊本大学) 2022年5月15日
  9. Hiroharu Saito “Equal Protection for Children: A Childist Approach to Constitutional Doctrine,” Childist Approaches to Law Colloquium〔Childism Institute, Rutgers University Camden〕(オンライン開催) 2022年4月29日
  10. 齋藤宙治「選挙権の価値についての損失回避: 1票のWTA/WTP」法と経済学会(オンライン開催)2021年11月13日
  11. 齋藤宙治「平等原則からみる法と社会と子ども」日本法社会学会関東研究支部(オンライン開催)2021年7月31日
  12. 齋藤宙治「日米の司法判断から見るEBPM」日本公共政策学会(オンライン開催)2021年6月5日
  13. Hiroharu Saito “The Impact of Lawyer Fees on Lawyer Partisanship: The Reciprocity Norm May Matter,” Law and Society Association〔米国法社会学会〕(オンライン開催)2021年5月29日
  14. 齋藤宙治「面会交流・養育費の取り決め及び履行の変容」日本法社会学会(オンライン開催)2021年5月23日
  15. 齋藤宙治「離婚における子どもの養育費と面会交流の取り決めについて」社研セミナー(オンライン開催)2021年5月11日
  16. 齋藤宙治「拙稿『交渉に関する米国の弁護士倫理とその教育効果』について(学会奨励賞受賞者講演)」日本法社会学会若手ワークショップ(オンライン開催)2020年8月2日
  17. 齋藤宙治「ADRにおける代理人の職務上の倫理について: 研究者の観点から(全体シンポジウム報告者)」仲裁ADR法学会(オンライン開催)2020年7月11日
  18. Hiroharu Saito “Development of Legal Work in Japanese Large Companies,” Asian Law and Society Association〔アジア法社会学会〕(於:大阪大学)2019年12月14日
  19. 齋藤宙治「交渉に関する弁護士倫理とその教育効果: 日本の場合」四木会(交渉研究の会)(於:学習院大学)2019年7月23日
  20. Hiroharu Saito “Age Discriminations Against Children: People’s Attitudes Toward Legal Ages in Japan,” ISA Research Committee on Sociology of Law (RCSL)〔国際法社会学会〕(於:IISL, オニャーティ, スペイン)2019年6月20日
  21. Hiroharu Saito “Determinants of Litigants’ Satisfaction in Japan,” ISA Research Committee on Sociology of Law (RCSL)〔国際法社会学会〕(於:IISL, オニャーティ, スペイン)2019年6月19日
  22. 齋藤宙治「年齢による差別と平等原則の一試論」日本法社会学会(於:千葉大学)2019年5月11日
  23. 齋藤宙治「『チャイルディスト法学』の構築」東京大学基礎法学研究会 2019年3月15日
  24. 齋藤宙治「大企業の法務と弁護士利用」(石田京子企画「法曹人口調査の二次分析」ミニシンポジウム)司法アクセス学会(於:弁護士会館)2018年12月
  25. 小貫篤・江口勇治・齋藤宙治「話し合いでつくる中・高公民の授業: 交渉で実現する深い学び(ポスターセッション)」法と教育学会(於:明治大学)2018年8月
  26. Hiroharu Saito “People’s Attitudes Toward Children’s Legal Ages,” Law and Society Association〔米国法社会学会〕(於:トロント, カナダ)2018年6月
  27. Hiroharu Saito “Private Experiences Affect Professional Practice: A Study of Japanese Divorce Lawyers,” Asian Law and Society Association〔アジア法社会学会〕(於:国立交通大学, 台湾)2017年12月
  28. Hiroharu Saito “An Empirical Study of Japanese Divorce Lawyers’ Practice and Disputing Behaviors,” Law and Society Association〔米国法社会学会〕(於:メキシコシティ, メキシコ)2017年6月
  29. 齋藤宙治「子どもの法的地位をめぐる一般人の法意識」日本法社会学会(於:早稲田大学)2017年5月
  30. Hiroharu Saito “An Empirical Study of Japanese Divorce Lawyers’ Practice and Disputing Behaviors,” 日本法社会学会若手ワークショップ(於:早稲田大学)2017年5月
  31. 齋藤宙治「交渉に関する米国弁護士倫理とその教育効果」四木会(交渉研究の会)(於:学習院大学)2016年12月
  32. 齋藤宙治「離婚紛争解決手続への子どもの参加についての一試論」日本法社会学会関東研究支部(於:早稲田大学)2016年10月
  33. Hiroharu Saito “How Can Children Participate in Informal Dispute Systems? From an Analysis of ‘School Meeting’ in Japanese Democratic Schools,” Asian Law and Society Association〔アジア法社会学会〕(於:シンガポール国立大学)2016年9月
  34. 齋藤宙治「米国における対立解決教育の歴史的展開と変容」法と教育学会(於:立教大学)2016年9月
  35. 齋藤宙治「交渉に関する米国弁護士倫理規定の効果:離婚事件において」日本法社会学会(於:立命館大学)2016年5月
  36. Hiroharu Saito “An Empirical Study of Negotiation Ethics and Legal Education: The Case of Divorce Settlement,” Visiting Scholars/Researchers Colloquium(於:Harvard Law School)2016年3月
  37. Hiroharu Saito “Bargaining in the Shadow of Children’s Voices in Divorce Custody Disputes: Comparative Analysis of Japan and the U.S.,” East Asian Law and Society Conference〔東アジア法社会学大会〕(於:早稲田大学)2015年8月
  38. Hiroharu Saito “Bargaining in the Shadow of Children’s Voices in Divorce Custody Disputes,” Child Advocacy Program Workshop(於:Harvard Law School)2015年3月

競争的資金・助成金(自身が研究代表者のもの)

  1. 2022年10月〜 東京大学卓越研究員(令和4年度、推薦型)
     〔子どもと大人の境界線をめぐる法社会学〕| 大学ニュースリンク
  2. 2021年4月〜2024年3月 科研費(基盤研究C)
     〔21K01096 離婚に関する紛争解決システムの実証的基盤〕| 科研リンク
  3. 2018年4月〜2021年3月 科研費(若手研究)
     〔18K12613 法制度内の子どもに対する差別・偏見・ステレオタイプ〕 | 科研リンク
  4. 2016年8月〜2018年3月 科研費(研究活動スタート支援)
     〔16H06699 子どもの法的地位をめぐる現代日本人の法意識〕 | 科研リンク
  5. 2016年4月〜2017年3月 (公財)民事紛争処理研究基金
     〔紛争解決における弁護士倫理の日米比較〜離婚紛争を題材にした実証的研究〕